EA SPORTS FIFA 23は、Nintendo SwitchやPS4、Steamなどたくさんの媒体で配信されているサッカーの人気ゲームシリーズ最新作です。
もちろんオンラインプレイにも対応していて、世界中のプレイヤーと対戦を行うことが可能となっています。
この記事では、EA SPORTS FIFA 23のダウンロードやオンラインプレイにおいて必要なインターネット回線の通信速度やおすすめの回線について解説します。
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Contents
EA SPORTS FIFA 23オンラインプレイで出来ること
EA SPORTS FIFA 23は、2022年秋に発売されたFIFAシリーズの最新作です。
FIFAシリーズはEAスポーツが開発していて、1994年より20年以上にわたって制作が続けられている人気のサッカーゲームです。
FIFAシリーズはオンライン対戦に対応していて、世界中のプレイヤーと対戦をすることができますよ。
そしてEA SPORTS FIFA 23ではクロスプレイに対応していて、オンライン対戦において複数の別のゲーム機同士でも対戦が可能となりました。
PS5とXbox Series X・S、Stadia、PC版か、PS4とXbox One版同士でのクロスプレイに対応しています。
またFIFAにはFUTという自由にチームを編成して遊べるモードがあり、「FUT移籍市場」というゲーム内通貨で選手を売買するシステムもありますが、このFUT移籍市場もFIFA23ではPS4・PS5・Xbox One・Xbox Series X|S・Stadiaの間では共有されています。
FUTのランキングもFIFA23ではクロスプレイに対応し、PS5・PS4・Xbox One・Stadia・PC間のグローバルなランキングが確認できるようになっています。
ゲームのフレンド追加も複数プラットフォーム間で検索・追加ができるようになるなど、FIFA23ではとにかくゲーム機に縛られずたくさんのプレイヤーで遊べるような工夫がなされているのが特徴ですよ。
EA SPORTS FIFA 23のダウンロードに必要な通信速度(回線速度)の目安
EA SPORTS FIFA 23を遊ぶにあたっては、ダウンロード版を購入する場合ゲームデータのダウンロードが必須です。
EA SPORTS FIFA 23のゲームデータの容量を調べてみたところ、Nintendo Switch版は13.9GBの容量が必要でした。
PCのSteam版だとシステム要件としてストレージは最低でも100GB利用可能であることが求められているので、100GB近い容量の通信が行われると考えられます。
PS5やPS4版については残念ながらあまり情報がなく、ゲームの容量は不明ですが、PC版の容量を考えると最大で同程度(100GB前後)のダウンロードが必要になる可能性が高いです。
最大100GBの大容量ゲームデータをダウンロードするにあたって、ダウンロード完了までの待ち時間を短く抑えるためには回線速度が非常に速い状態であることが重要です。
とはいえ100GBともなると、流石に数秒などの短時間でダウンロードを終えられる回線を用意することは容易ではありません。
例えば100GBを1秒で読み込むなら800Gbpsの回線が必要ですが、2024年時点だと最速クラスでも一般家庭で用意できるのは上下最大10Gbpsの回線が限界です。
さらに契約した回線速度が最大10Gbpsだとしても、実際に自宅で出るスピードは1Gbpsくらいになるのが一般的なので、流石に100GBのデータをあっという間にダウンロードすることは不可能となってしまいます。
100GBもの大容量の場合は流石に数秒~数分程度であっという間にダウンロードを完了できる回線を用意するのは難しいので、「1時間以内でダウンロードを終えられる」くらいまでの妥協は必要となるでしょう。
100GBのFIFA23を1時間以内にダウンロードし終えたい場合は、下り300Mbps程度の回線速度が必要です。
下り300Mbps出ていればスムーズに進めば45分程度~そこそこかかって1時間前後で、FIFA23の100GBのデータをダウンロードし終えることができますよ。(参考:ちなみに100Mbpsだと2時間10分~3時間程度かかります)
下り300Mbps程度のスピードを安定して出すためには、光回線の契約が必須です。
ちなみにSwitch版はPCと比べて容量がかなり少ないので、下り100Mbps出ていれば20分かからない程度でダウンロードを終えられますよ。
EA SPORTS FIFA 23のオンラインプレイに必要な通信速度(回線速度)の目安
EA SPORTS FIFA 23のオンラインプレイをするときも、ある程度高速で安定しているインターネット環境を用意するのがおすすめです。
PCBやPS、Xbox版であれば接続環境が悪いと画面に通信品質のアイコンが表示されるので、少なくともアイコンが出ない状態を維持し続けたいところです。
Pingは応答速度と呼ばれ、自分の操作がゲーム上に伝わって反応が返ってくるまでの時間です。
Pingの数値が大きくなるにつれて操作と画面の動きがずれるなどして、快適にゲームを遊べなくなってしまうことにご注意ください。
パケットロスやジッターも頻繁に発生するとボタン操作とゲームの動きのズレが生じたり画面がカクカクになったり、最悪の場合対戦から切断されてしまうこともあるので気をつけましょう。
これらの問題発生アイコンが出ない快適な状態でゲームを遊ぶには、Ping数値が低い状態で安定しているかつそれなりに高速な通信速度が出ていれば問題ないと考えられます。
明確な「◯◯Mbps以上・Ping◯◯ms未満」といった規定はありませんが、Pingは高くても50ms未満、速度は下り30Mbps以上くらいは出ている必要があるでしょう。
ちなみにEAでは、「EA接続品質」というFIFA23を遊ぶにあたってのネット環境の現在の接続品質をチェックできるツールを提供しています。(SwitchとStadiaでは利用不可)
PC版はこちらのURLからアクセス可能、少なくとも65点以上のスコアが出ていれば遊ぶことは可能、80~94点は良い、95以上であればほぼ問題なく快適に遊べるので、ネット環境を整える際の参考にしてください。
なお、頻繁にゲームファイルのアップデートなどがある可能性が高い&ダウンロード版で遊ぶならゲーム本体のダウンロードも必要となる関係上、基本的にはゲームプレイだけを想定せず前項で紹介したゲームのダウンロードそのものに必要なスピードを踏まえて回線選びを行うのがおすすめですよ。
EA SPORTS FIFA 23などオンラインゲームをプレイする際の通信速度を改善する方法
EA SPORTS FIFA 23などのオンラインゲームの通信速度の改善方法は、下記の記事などで詳しく解説しています。
PS5⇒https://www.arfotur.net/ps5_speedup/
PS4⇒https://www.arfotur.net/ps4_speedup/
Nintendo Switch⇒https://www.arfotur.net/nintendoswitch-tsusinsokudo/
ここでは、上記の記事で挙げている改善方法の中からいくつかを解説します。
①有線LANでの接続をする、LANケーブルはCAT6などを選ぶ
FIFA23はゲームデータが大容量、オンラインプレイもリアルタイムで試合を行うことになるので、回線の接続状況が安定していることは重要です。
無線LAN接続だと障害物や壁、電波干渉などが影響して通信が不安定になってしまう可能性があるので、できればLANケーブルを用意して有線接続を行うことをおすすめします。
有線接続なら障害物などによって電波が乱れる心配がなく、安定したゲームデータのダウンロードや対戦を行えるので安心です。
なお、LANケーブルは古いものだと上下1Gbps等の最新の光回線の仕様のスピードを出せません。
1Gbpsの回線を使うならCAT6やCAT5e、10Gbpsの光回線を使うならCAT7等のしっかり契約した回線に対応する規格のLANケーブルを利用するのがおすすめです。
②無線接続の場合は5GHz帯を利用する
配線が邪魔になる、ゲームを遊べる部屋とルーターを設置する部屋がどうしても別になってしまうなどの理由がある場合は、無線LAN接続を行うことになりますよね。
無線接続をする場合は、5GHz帯のSSIDを利用するのがおすすめです。
5GHz帯は通常の2.4GHz帯と違って、電子レンジなどの機器との電波干渉が起こりづらくなっています。
ただし5GHz帯は壁などの障害物に弱いので、遠くの部屋で使う場合などはあえて2.4GHz帯のSSIDに接続したほうが安定する場合もある点にご注意ください。