フレッツ光からeo光に乗り換えることで、より快適に・よりお得にインターネットを使えるようになります。
eo光は関西エリアや福井県で契約できるので、エリア内に住んでいる方は検討してみてください。
この記事では、フレッツ光からeo光へ乗り換えるメリットや方法について解説します。
Contents
フレッツ光からeo光への乗り換えはお得
フレッツ光からeo光へ乗り換えると、料金が安価になったうえで通信も快適になります。
eo光は関西地方と福井県の一部で契約できるサービスということで、西日本のフレッツ光（プロバイダをOCNにした場合）と2年間の月額料金を比べてみました。
| フレッツ光（OCN、光はじめ割適用時） | eo光（eo暮らしスタート割適用時） | |
| 戸建住宅 | 2年間5,940円 | 1年目3,280円、2年目5,448円 |
| 集合住宅 | 2年間4,466円
※8ユーザー以上が見込まれる建物・プラン1の場合 |
最大2年間3,326円～ ※VDSL方式・モデムレンタルプランの場合(モデムレンタル料(440円/月)含む)
※建物ごとに異なります |
見ての通り、戸建住宅においてはeo光のほうが1年目・2年目の料金が安価です。
戸建住宅だとeo光は2年間で月額料金が総額104,736円、フレッツ光の142,560円との差は37,824円になります。
マンションの場合はeo光だと建物ごとに金額が異なるしくみで、人によってフレッツ光より安かったり、反対に高めになったりとまばらでした。
料金以外にも、eo光には通信速度の速さという大きなメリットがあります。
万が一マンションで自宅だとeo光の方が高い…といった状態だった場合も、速度の速さを考慮すれば乗り換えは大いに検討の余地ありです。
インターネット利用者の通信速度測定結果がまとめられているみんなのネット回線速度で、執筆時点における測定結果の平均値を比べてみました。
| フレッツ光（OCN） | eo光 | |
| 測定件数 | 14239件 | 7539件 |
| 下り平均速度 | 294.15Mbps | 540.53Mbps |
| 上り平均速度 | 207.09Mbps | 419.3Mbps |
| Ping平均値 | 21.04ms | 19.57ms |
見ての通り、eo光はフレッツ光と比べて圧倒的に下り・上り速度が高速で、Pingも小さいという好成績です。
現在フレッツ光の通信速度に不満がある方も、eo光へ乗り換えれば速度が高速になり、快適にインターネットを使えるようになりますよ。
フレッツ光からeo光へ工事不要で乗り換え(「転用」「事業者変更」)できる？
フレッツ光からeo光に乗り換えるにあたって、できれば工事不要で乗り換えを行いたいですよね。
残念ながら、フレッツ光ユーザーが工事を一切せずにeo光へ乗り換えることはできません。
光回線の開通工事について、解説します。
光回線の契約方法は「新設」「転用」「事業者変更」の3種類
光回線の契約方法には、新設（新規契約）と転用、そして事業者変更という3種類が存在します。
現在契約している光回線の有無や契約先の種類によって、選べる契約方法が変わります。
転用=フレッツ光と光コラボ間が工事不要で乗り換えできる
転用とは、現在フレッツ光を契約している方が「光コラボ（光コラボレーション）」を契約する際に選べる契約方法です。
光コラボとは、フレッツ光回線と特定のプロバイダやサービスがセットになっているもので、OCN光やドコモ光、ソフトバンク光、ソネット光など様々な種類が存在しています。
光コラボとフレッツ光では使っている回線が同じなので、設備はそのまま・工事不要で契約先のみを変更する「転用」を行えるしくみです。
転用は工事が不要なので、必然的に乗り換え時も手数料が3,300円など少額かかる程度・工事費は発生しません。
また転用の場合は、フレッツ光の違約金もかかることはありません。
事業者変更=光コラボ同士が工事不要で乗り換えできる
事業者変更は、光コラボ同士（光コラボ→フレッツ光も含む）での乗り換えです。
事業者変更も使っている回線が乗り換え前後で同じフレッツ光回線となっているため、工事不要で乗り換えられます。
ただし転用と違い、事業者変更では更新月以外のタイミングで乗り換えを行うと違約金がかかることにご注意ください。
例えばドコモ光の違約金は戸建住宅で14,300円、マンションは8,800円です。
新設＝上記以外の組み合わせでの乗り換え または 新たに光回線を契約する場合(工事が必要)
新設とは、光コラボ→光コラボやフレッツ光→光コラボと異なる組み合わせでの乗り換えや、自宅で光回線を契約していない方が新しく申し込む場合の契約方式です。
例えば現在J:COMを契約している方がフレッツ光に乗り換える場合は新設となりますし、コミュファ光利用者がドコモ光に乗り換える場合も新設です。
新設の場合は現在自宅に対応するインターネット環境が無いので、必然的に開通工事を新しく行うことになります。
乗り換え前の光回線などは、解約して設備を撤去しなければいけません。
合わせて、乗り換え前の回線の違約金や、新しく契約する光回線の工事費も発生することにご注意ください。
フレッツ光からeo光への乗り換えは工事が必要な「新設」
フレッツ光からeo光へ乗り換える場合は、工事が必要な「新設」での手続きとなります。
eo光では、例えば戸建住宅の場合工事費が29,700円かかります。
戸建住宅の場合は、工事費29,700円が2年間の利用で実質無料になるためeo光側での乗り換え費用が事務手数料3,300円しかかかりません。
ただし毎月の割引を24ヶ月行うことでの実質0円なので、2年以内に解約すると工事費の残債がかかることにご注意ください。
集合住宅の工事費は建物によって内容が異なるので、申込時にご確認ください。
そしてNTT西日本版フレッツ光の違約金は、割引サービス「光はじめ割」を利用している場合戸建住宅は11,000円（2022年7月1日以降は4,400円）、マンションでは7,700円（2022年7月1日以降は2,200円）となっています。
ただし光はじめ割の割引適用期間満了月～翌々月にeo光へ乗り換えるなら、解約費用はかかりません。
また詳しくは記事の後半で解説しますが、eo光には商品券などのプレゼントや他社違約金最大6万円還元特典もあるので、もし違約金がかかっても特典で十分補えますよ。
フレッツ光からeo光へ乗り換える方法・流れ
フレッツ光からeo光へ乗り換える手順は、以下のとおりです。
- eo光を、公式サイトの専用窓口から申し込む
- 戸建住宅では訪問での宅内調査、マンションではeo光の開通工事の希望日を決める調整が行われる
- eo光の開通翌日などに解約の日程を設定して、フレッツ光やプロバイダの解約を申し込む
- 立ち会い工事が行われ、eo光が利用開始！
- フレッツ光の設備を撤去し、乗り換え完了
eo光は契約時に立ち会い工事が必要となるしくみです。
早めに手続きを済ませて、利用開始までの待ち時間を短く抑えましょう。
ちなみにマンションの場合、建物によっては既に設備が導入済みで申込みのみ行えばすぐに使えるようになるケースもあります。
フレッツ光の解約は、「0120-116116」への電話で行なえます。（受付時間は9時～17時、年末年始を除く）
フレッツ光で使っていたプロバイダの解約は、契約しているプロバイダのマイページや電話相談窓口などから行いましょう。
フレッツ光のレンタル機器は郵送などで返却するか、撤去工事が必要になった場合は工事の際に回収が行われます。
なお、先にフレッツ光を解約してしまうと、自宅でインターネットを使えない期間が発生することにご注意ください。
eo光の開通後にフレッツ光を解約する順序にすることで、自宅でネットが使えない期間を発生させずに済ませられますよ。
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eo光のエリアは、関西地方(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県・和歌山県)、福井県の一部のみです。
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