インターネットプロバイダのSo-netは、新しい光回線サービスとしてSo-net光S(旧 ソネット光minico)の提供を開始しました。
So-net光S(旧 ソネット光minico)を検討するにあたって、今まで提供されていたSo-net光M(旧 ソネット光プラス)とどう違うのか、どちらを選べばいいのかは気になるポイントではないでしょうか。
この記事では、So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)の料金や速度などにおける違いについて詳しく解説します。
Contents
【結論!】So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)(ミニコ) の違いは?比較結果まとめ
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)の対応エリアや2年間の合計料金、通信速度といった主な違いについて、一覧でまとめました。
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
---|---|---|
対応エリア | 日本全国 | 日本全国 |
2年間の合計料金 (初期費用+月額料金) |
戸建住宅:90,612円 集合住宅:61,572円 ※60,000円キャッシュバック込み |
戸建住宅111,300円 集合住宅84,900円 |
最大速度 | 上下1Gbps | 上下1Gbps |
実測速度 (みんそく) |
下り292.31Mbps/ 上り213.94Mbps/Ping20.56ms |
不明 |
ダークファイバー回線 独自回線 IPv4 over IPv6対応の 光コラボorフレッツ光 にあてはまるか |
○ (IPv4 over IPv6対応光コラボ) |
○ (IPv4 over IPv6対応光コラボ) |
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とminicoはどちらも同じSo-netの光回線、使用している光ファイバーもNTTフレッツ光のものですが、料金など細かい部分が異なっています。
結論から言うと、基本的には安さ重視ならSo-net光S(旧 ソネット光minico)がおすすめです。
混雑時間帯は遅くなりやすい代わりに月額料金が安い(戸建て:4,500円 マンション:3,400円)
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So-net光S(旧 ソネット光minico)の提供エリアは、日本全国をカバーしています(場所によってはエリア外の場合もあります)
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通信速度が速く快適な光回線を使いたい場合やスマホ(auやUQモバイル)とのセット割を活用したい場合は、So-net光プラスを選ぶのがおすすめになります。
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So-net光M(旧 ソネット光プラス)の提供エリアは、日本全国をカバーしています(場所によってはエリア外の場合もあります)
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So-net光M(旧 ソネット光プラス)vsSo-net光S(旧 ソネット光minico)(ミニコ) 7項目での比較詳細
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)の違いについて、7つの項目に分けて比較検証を行ってみました。
片方が圧倒的に優れているということはなく、どちらにも得意・不得意がある印象です。
対応エリア
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)は、どちらも光コラボ光コラボの仕組みを利用していて、日本全国で契約可能な光回線サービスです。
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
---|---|---|
対応エリア | 日本全国 | 日本全国 |
そもそも使っている回線が同じ「NTTフレッツ光」のものとなっているため、対応エリアにも差はありません。
2年間の合計料金
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)における、初期費用や月額料金、スマートフォンとのセット割、そして2年間の合計料金を比べてみました。
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
---|---|---|
初期費用 | 3,300円
※工事費26,400円は36ヶ月間の月額割引で実質0円 |
3,300円
※工事費26,400円は36ヶ月間の月額割引で実質0円 |
月額料金 | 戸建住宅:6,138円 集合住宅:4,928円 ※60,000円キャッシュバックあり |
戸建住宅4,500円 集合住宅3,400円 |
スマートフォンとのセット割 (1回線、最大額) |
-1,100円(au)
-858円(UQモバイル) ※月額550円の光電話契約必須 |
× |
2年間の合計料金(初期費用+月額料金) | 戸建住宅:90,612円 集合住宅:61,572円 ※60,000円キャッシュバック込み |
戸建住宅111,300円 集合住宅84,900円 |
初期費用はどちらも同じで、3年間の月額割引により工事費が実質0円になるところまで共通しています。
月額料金はminicoのほうが割安ですが、So-net光M(旧 ソネット光プラス)なら6万円キャッシュバックがあるため2年間の合計料金はむしろプラスのほうが2万円以上割安となりました。
2年間経ったタイミングで解約するとSo-net光M(旧 ソネット光プラス)では20,000円の解約金がかかりますが、解約金を考慮しても2年間の合計料金はSo-net光プラスのほうが安価です。
ただし、月額料金が約1,500円ほど安い関係上長い目で見るとSo-net光S(旧 ソネット光minico)のほうが割安となることに注意が必要です。
例えば25ヶ月目の解約時の合計料金は、以下の表にまとめたとおりです。
So-net光M(旧 ソネット光プラス)・minicoを25ヶ月で解約した場合の合計料金比較 (初期費用+月額料金+違約金) |
||
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
戸建住宅 | 116,750円 | 115,800円 |
集合住宅 | 86,500円 | 88,300円 |
25ヶ月目の段階で、戸建住宅ではminicoのほうが割安になりました。
26ヶ月目になればマンションはSo-net光M(旧 ソネット光プラス)91,428円・minico91,700円となり、マンションでもminicoのほうが割安で解約できます。
回線速度
So-net光プラスとSo-net光S(旧 ソネット光minico)では、回線速度のしくみが異なります。
回線仕様上の最大速度や「みんそく」で調査した利用者が自宅で出せている実測速度の平均値、ダークファイバー回線・独自回線・IPv4 over IPv6対応の光コラボorフレッツ光にあてはまるかどうかを調べてみました。
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
---|---|---|
最大速度 | 上下1Gbps | 上下1Gbps |
実測速度 (みんそく) |
下り292.31Mbps 上り213.94Mbps Ping20.56ms |
不明 |
ダークファイバー回線 独自回線 IPv4 over IPv6対応の 光コラボorフレッツ光 にあてはまるか |
○ (IPv4 over IPv6対応光コラボ) |
○ (IPv4 over IPv6対応光コラボ) |
※実測速度は執筆時点のものです。
回線の最大速度は、どちらも上下最大1Gbpsで共通です。
実測速度はSo-net光プラスだとオンラインゲームなども快適にこなせる高速ですが、残念ながらminicoの情報は見つかりませんでした。
So-net光S(旧 ソネット光minico)には、独自の回線帯域を利用していて回線が混み合うタイミングだと速度が低下する可能性があるという注意点があります。
夜間や土日といった混み合うタイミングはおそらくSo-net光M(旧 ソネット光プラス)より速度が低下、他のタイミングであればSo-net光M(旧 ソネット光プラス)と同等の速度で通信できると考えられますよ。
Impress Watchの記事によると、So-net光S(旧 ソネット光minico)では速度制限中も「動画配信サービスの標準画質の動画は問題なく視聴できる程度の速度は得られるよう最適化している」とのことでした。
最大手の動画サイト・YouTubeの標準画質である「480p」の画質は1.1Mbpsほどのスピードがあれば読み込めるとGoogle公式サイトで説明されているので、So-net光S(旧 ソネット光minico)の速度制限時はおそらく1Mbps前後まで落ちると思われます。
またSo-net光S(旧 ソネット光minico)は、IPv4 PPPoEという接続方式を利用できないので、一部のWebカメラやサーバーを用意してのホームページ公開などができない場合があることにも注意しましょう。
なお、So-net光M(旧 ソネット光プラス)は月額1,100円(初月無料)のさくさくスイッチ、So-net光S(旧 ソネット光minico)は1回220円のさくさくスイッチ(ワンデー)を使うことで速度を高速にできます。
どちらも速度が物足りない場合の対処法が提供されているので、オンラインゲームなどをより快適にいつでも遊びたい場合は活用してみてください。
契約期間
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)で大きく異なるのが、契約期間の長さです。
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
---|---|---|
契約期間 | 3年間、自動更新 | なし |
解約金不要な契約更新月 | 36~38ヶ月目 | なし |
So-net光M(旧 ソネット光プラス)は3年契約で、36~38ヶ月目の契約更新月以外は解約時に違約金が発生してしまいます。
一方でSo-net光S(旧 ソネット光minico)なら、契約期間がないのでいつでも違約金不要で解約可能となっています。
使い始められるまでの期間
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)における、使い始められるまでの日数はどちらも不明です。
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
---|---|---|
使い始められるまでの待ち時間 | 不明 | 不明 |
同じ回線を使っているフレッツ光(東日本)は1ヶ月程度で開通するとされているので、So-net光M(旧 ソネット光プラス)・minicoも同程度と考えられます。
口コミ
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico) を比較検討した方の口コミ
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico) どちらを選んだ? |
選んだ理由 |
---|---|
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | ・休日にオンラインゲームで遊ぶことが多いので、その時に通信速度が遅くなってしまうと困るため ・キャンペーンが充実していたため |
So-net光M(旧 ソネット光プラス)利用者の口コミ
So-net光S(旧 ソネット光minico) 利用者の口コミ
So-net光S(旧 ソネット光minico)利用者からの口コミはまだアンケート調査中の段階なので、回答を得た後に追記を行います。
解約にかかる費用
So-net光M(旧 ソネット光プラス)・minicoにおける、解約にかかる費用を比べてみました。
So-net光M(旧 ソネット光プラス) | So-net光S(旧 ソネット光minico) | |
---|---|---|
解約費用 | 20,000円+工事費残債(最大26,400円) | 工事費残債(最大26,400円) |
So-net光M(旧 ソネット光プラス)では更新月以外に解約すると20,000円の解約金がかかってしまいますが、minicoならいつ解約しても発生しません。
工事費はどちらも36ヶ月間かけて支払うしくみで、36ヶ月以内に解約すると残債を請求されてしまうことにご注意ください。
So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)(ミニコ) はどちらがオススメ?
最後に、So-net光M(旧 ソネット光プラス)とSo-net光S(旧 ソネット光minico)はどちらがおすすめになるのかをまとめました。
人によってどちらがベストな選択肢になるかは変わってくるので、それぞれチェックして自分に合う光回線を見極めましょう。
So-net光M(旧 ソネット光プラス)がおすすめな方
So-net光M(旧 ソネット光プラス)は、以下に当てはまる方におすすめです。
- 通信速度の速さを求める、PPPoE環境が必要なサービスを利用する
- キャッシュバックや更新月を利用して、2年後など安く解約できるタイミングに合わせて解約する
- スマートフォン(au、UQモバイル)とのセット割を活用する
So-net光M(旧 ソネット光プラス)は通信速度が速くオンラインゲームなどもいつでも快適で、自宅サーバーやWebカメラなどでIPv4のPPPoE接続が必須な時も対処できます。
キャンペーンや更新月を活用すれば、料金面でもminicoより安く利用できるケースがあります。
またSo-net光M(旧 ソネット光プラス)はauスマートバリューなどのスマートフォンとのセット割に対応しているので、家族などで割引を受けたい場合にもおすすめです。
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So-net光S(旧 ソネット光minico)がおすすめな方
So-net光S(旧 ソネット光minico)は、以下に当てはまる方におすすめです。
- いつでも気軽に解約できる安価な光回線を使いたい
- 動画再生やSNS、ネットサーフィンなどライトな用途が中心
- スマートフォンとのセット割は利用しない
So-net光S(旧 ソネット光minico)は月額料金が安く、解約時の費用も36ヶ月以内の解約時に工事費の残債を請求されるのみです。
光回線単体の料金の安さ重視、混雑時の速度制限にとくに問題がなければminicoを検討してみてください。
混雑時間帯は遅くなりやすい代わりに月額料金が安い(戸建て:4,500円 マンション:3,400円)
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