NURO光では、スマートライフというサービスを展開中です。
スマートライフのオプションを契約することで、NURO光の高速な光回線で見守り機能や専用アプリからのIoTデバイス管理などを行えます。
この記事では、NURO光のスマートライフにおけるメリットやデメリット、料金などについて解説します。
Contents
NURO光のスマートライフとは？
NURO光のスマートライフは、鍵の手軽な開閉や日常における自宅での見守りサービスなどを専用アプリや高性能ルーターと共に活用できるオプションサービスです。
まずはスマートライフがどんなオプションなのか、詳しくチェックしていきましょう。
NURO光(G2T/G2D/G2N)・NURO光 for マンション(M2T/M2D/M2)のオプション
スマートライフは、NURO光の以下のプランで申込可能です。
- G2T
- G2D
- G2N
- M2T
- M2D
- M2
要するに、NURO光の通常プラン（G2Tは3年、G2Dは2年契約、G2Nは契約期間なし）と、一部のマンションで契約可能なNURO光 for マンション（M2Tは3年、M2Dは2年契約、M2は契約期間なし）が申込対象です。
NURO光(G10T/G10/20Gs)では使えない
NURO光では最大10Gbpsのプラン（G10T、G10）や最大20Gbps対応の高速プラン（20Gs）も展開されていますが、スマートライフはこれらのプランに非対応です。
スマートライフを利用したい場合は、下り最大2Gbps・上り最大1Gbpsの通常プランを申し込みましょう。
(2022/1/27より)NURO光利用中の方でも申し込めるように
2022年の1月26日までは、スマートライフを契約したい場合NURO光の回線と同時申し込みを行う必要がありました。
しかし1月27日より、NURO光をすでに契約している人も申し込めるようになりました。
スマートライフの様々なサービスを活用したい既存ユーザーの方は、ぜひ申し込んでみてください。
802.11ax規格(最大4.8Gbps)対応の無線LAN機能つきONUが使える
スマートライフを契約すると、NURO光で提供されるレンタルONUがソニー製の高性能モデルになります。
ソニー製ONU「NSD-G1000T」は最大4.8Gbpsの高速通信に対応、802.11ax規格でのWi-Fi6通信ができます。
iPhoneの11シリーズ・SE第2世代以降など、Wi-Fi6対応のスマートフォンやパソコンなどを持っている方は今まで以上の高速通信ができますよ。
ただし「最大4.8Gbps」についてはあくまでONUの仕様、NURO光の回線仕様である下り最大2Gbps・上り最大1Gbps以上の高速通信はできないことにご注意ください。
ONUにQrio Hubの機能が内臓
参照：https://store.qrio.me/products/q-h1スマートライフで提供されるONUには、「Qrio Hub」機能が内蔵されています。
Qrio Hubは遠隔操作で自宅の鍵を開閉できる「Qrio Lock」という機器を使うために必要で、本来はコンセントに接続して使う単体の製品となっています。
スマートライフで使えるONUならONU自体にQrio Hubが内蔵されているので、Qrio Lockを使う場合コンセントの消費数を1つ減らせるメリットがあります。
Qrio Lockや室内コミュニケーションカメラを別途購入することでNURO光アプリから操作できる
スマートライフを契約すれば、NURO光アプリを使ってさまざまな機器を活用できます。
Qrio Lockは、鍵の開閉を手軽に行える便利な機器です。（別途購入が必要、公式サイトで25,300円など）
参照:https://store.qrio.me/products/q-sl2ドアに専用の機器を両面テープなどを使って手軽に装着することで、スマートフォンを持った状態でドアに近づくと鍵を開ける、鍵のオートロックをかけるなどの使い方ができますよ。
Apple Watchや、スマートスピーカーを使った鍵の開け閉めも可能です。
他にも室内コミュニケーションカメラを購入・設置することで自宅内の様子を外から確認できたり、家族のスマホにアプリを登録して現在家にいるかを確認できたりもします。
スマート家電リモコンを購入して、家電機器を操作することもできますよ。
セコム駆けつけサービスも利用可能
NURO光のスマートライフを契約すれば、スマートライフ導入済みの自宅でセコム駆けつけサービスを利用できます。
対処員に訪問を依頼して呼び鈴を鳴らすことで家族の状況を確認してもらえたり、帰宅時に何らかのトラブルが心配な場合は対処員と同行して安心して帰宅ができたりします。
アプリから簡単に依頼ができるので、手軽に駆けつけサービスを利用できるのが嬉しいポイントですよ。
なおあくまでNURO光のスマートホームを契約している自宅向けのサービスで、NURO光未契約の離れて暮らす祖父母の家などで使えるわけではないことにご注意ください。
利用料は初期費用+月額料金(初月無料)
NURO光のスマートライフは、利用料として初期費用5,500円と月額料金550円がかかります。
月額料金は初月無料です。
またセコムを利用する際は、別途30分につき5,500円の利用料金がかかることにご注意ください。
以前あった「スマートセット」と「スマートライフ」の違いは？
NURO光では以前、スマートセットというサービスも展開されていました。
スマートセットだと月額料金が770円、初月無料の特典もありませんでしたし、解約手数料も「利用開始から5ヶ月後の末日までに解約すると5,500円」となっていました。
ただし旧サービスのスマートセットには、初期費用がありません。
スマートライフだと初期必要が必ず5,500円かかるようになった代わりに月額料金が220円安く、さらにいつ解約しても余計な費用はかからなくなりました。
セコム駆けつけサービスが使えるようになったのも、スマートライフでの進化点です。
そして反対に注意したいのは、スマートセットでは「Qrio Lock」がレンタル提供されていたものの、スマートライフでは自分で購入しなければいけなくなっている点です。
Qrio Lockは公式ストアにおいて25,300円で販売されているので、初期費用5,500円と合わせると30,800円と高めの導入コストがかかってしまいます。
| スマートライフが優れている点 | ・セコム駆けつけサービスがある
・月額料金がスマートセットより220円安い |
|---|---|
| スマートセットの方が優れていた点 | ・本来なら購入に25,300円かかるQrio Lockをレンタルできる
・初期費用5,500円がかからない、5ヶ月使えば解約費用もかからない |
スマートライフでは料金やサービス内容が変化しているので、しっかり違いを確認した上で申し込みをご検討ください。
スマートライフを利用するメリット
スマートライフを利用するメリットは、以下の3点です。
- セコム駆けつけサービスやNURO光アプリで、自宅の見守り機能を強化できる
- 通常よりも高速なONUを使える
- 本来9,680円で販売されているQrio Hubを購入せずにQrio Lockなどの機器を使える
防犯を高めたり、より快適なインターネットをしたりしたい場合はスマートライフを申し込んでみてください。
スマートライフを利用するデメリット
スマートライフのデメリットとして挙げられるのは、以下の2点です。
- スマートセットと比べると、導入コストが大幅に上がってしまっている
- セコムの駆けつけサービスはあくまでNURO光のスマートホームを契約している自宅向け
スマートセットと違ってQrio Lockが別売りになってしまったり、スマートセット時代の解約手数料と同額である初期費用5,500円が必ず発生するようになってしまっていたりするため、導入コストが高いことが難点です。
セコムの駆けつけサービスはNURO光のスマートホームを契約している自宅用で、離れて暮らすNURO光ユーザーでない家族の見守りができるわけではないことにもご注意ください。
スマートライフの利用がおすすめなのはこんな人
自宅のセキュリティを高めたり、手軽に鍵の開閉をしたりしたい方にはスマートライフの申し込みがおすすめです。
より高速なネット環境が欲しい場合も検討の余地はありますが、本来提供される最大1.3Gbps対応ONUも十分高性能なので、無理にスマートライフを契約して上位ONUを使う必要性はそこまで高くありません。
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NURO光のエリアは、北海道・東北・関東・東海・関西・中国(広島と岡山)・九州(福岡と佐賀)のみです。
北海道の一部
関東:東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬
東北:宮城(※10ギガプランのみ)
東海:愛知、静岡、岐阜、三重
関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
中国:広島、岡山
九州:福岡、佐賀
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契約更新期間以外に解約すると、通常3,850円の契約解除料がかかりますが、NURO光を使ってみて満足できなかった場合は、契約解除料が免除されます。
また、36ヶ月以内の解約の場合は工事費残債の支払いも必要になりますが、利用開始の翌月末までの解約の場合は、工事費残債の支払も免除されるようになりました。
これにより、NURO光が、最大2ヶ月間解約費用なしでお試し利用できるようになりました！
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