NURO光は、ソニーネットワークコミュニケーションズが展開している下り最大2Gbps対応の光回線です。
独自の技術を使うことにより速度が非常に速くなっていて、ゲームやビデオ会議、動画・写真など大容量のファイルのやり取りなど幅広い場面で活躍できます。
今回は、NURO光の特徴や評判、速度が速い理由について解説します。
とにかく高速な光回線を契約したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
NURO光とは
NURO光は、プロバイダと光ファイバーの契約がセットになっている光回線サービスです。
プロバイダ | So-net |
---|---|
初期費用(税抜) | 3,000円+工事費40,000円(工事費はキャンペーンで実質無料) |
月額料金(税抜) | 4,743円、NURO光 for マンションは1,900~2,500円 |
エリア | 北海道、関東、東海、関西、九州(福岡・佐賀のみ) |
速度 | 下り最大2Gbps・上り最大1Gbps |
一般的な他社光回線は戸建住宅で5,000円前後、集合住宅では4,000円前後の料金設定ですが、NURO光は月額4,743円(税抜)です。
また一部の対応マンションに限られますが、1,900~2,500円(税抜)の安価なプラン「NURO光 for マンション」も契約できます。
プロバイダはSo-netのみを選択可能、提供エリアは日本全国ではないため、東北や四国などの一部地域では契約できないことにご注意ください。
徐々にエリアは広がっているので、将来的には現在未対応の地域でも契約できるようになる可能性があります。
速いネット回線を選びたいならNURO光がおすすめな理由
高速で通信できるインターネット回線を利用したい場合、おすすめなのはNURO光です。
なぜNURO光がおすすめなのか、速度に関する魅力を解説します。
①NURO光は通常プランが下り最大2Gbps
NURO光の通常プランにおける「下り最大2Gbps」は、他社と比べて圧倒的な高速です。
主な光回線の通常プランにおける最大通信速度を表にまとめたので、ご覧ください。
光回線名 | 通信速度 |
---|---|
NURO光 | 下り最大2Gbps・上り最大1Gbps |
フレッツ光 | 上下最大1Gbps |
auひかり | 上下最大1Gbps |
ドコモ光、ソフトバンク光などの光コラボ | 上下最大1Gbps |
eo光 | 上下最大1Gbps |
コミュファ光 | 上下最大1Gbps |
他の回線が下り最大1Gbpsなのに対して、NURO光は下り最大2Gbpsなので2倍のスピードとなっています。
②実効速度のコンテストでも受賞歴多数
NURO光は仕様上の速度が速いだけでなく、実際に様々な媒体で通信速度の速さを評価されています。
RBB SPEED AWARDでは、毎年様々な地域での最優秀賞を受賞しています。
直近3年間のRBB SPEED AWARD受賞時の回線速度を、以下の表にまとめました。
下り速度 | |
---|---|
2019年 | 660.20Mbps(関東)/502.23Mbps(東海) |
2018年 | 490.74Mbps(東海)/316.34Mbps(近畿) |
2017年 | 451.59Mbps(関東) |
RBB SPEED AWARDは、RBB SPEED TESTで測定された通信速度のデータを集計して行われています。
動画再生やオンラインゲームなどをしっかり快適にこなせる高速が出ているために、NURO光は好成績を残せているのです。
③みんそくでも常にランキング上位
たくさんのインターネット回線利用者それぞれの通信速度情報がまとめられている、「みんなのネット回線速度」の回線速度ランキングでも、NURO光は常に上位です。
この記事の執筆時点での、光回線通信速度ランキング上位をまとめました。
下り速度 | 上り速度 | Ping | |
---|---|---|---|
第1位:NURO光 | 464.06Mbps | 425.88Mbps | 12.13ms |
第2位:コミュファ光 | 423.21Mbps | 312.4Mbps | 26.11ms |
第3位:TNCひかりdeネット | 398.62Mbps | 275.35Mbps | 11.27ms |
第4位:eo光 | 390.08Mbps | 297.46Mbps | 17.94ms |
第5位:NCV光 | 370.82Mbps | 340.3Mbps | 17.61ms |
※執筆時点
執筆時点では、NURO光が第1位となっていました。
PingのみTNCひかりdeネットがわずかに上回っていますが、上下の通信速度の平均値はNURO光が圧倒的最上位でした。
実際に利用者が計測した数値を元にランキングが構成されているので、多くの人がNURO光を高速で利用できていると考えられます。
ちなみに第2位のコミュファ光は計測結果が4310件、第1位のNURO光は23076件です。
④公式サイト「お客様の声」での平均速度も速い
NURO光公式サイトでも、利用者からの口コミ情報が掲載されています。
記事の執筆時点では4,475名のアンケート結果を元にしてデータが書かれていて、下り速度は平均301.7Mbps、上り速度は270.9Mbpsとなっていました。
みんそくの計測結果よりは数値が下がっていますが、十分に高速な通信速度が出ています。
⑤当サイトの調査でも速い方が多い
当サイトでNURO光の口コミや評判を調査してみても、高速で通信できている声が多くなっていました。
例えば下り340Mbps・上り540Mbpsで通信できているアンケート結果などが、存在しています。
詳しくは、以下の記事をチェックしてみてください。
⑥e-Sportsカフェや選手の自宅などでもNURO光が採用されている
オンラインゲームの成績を競うe-Sportsでは実力を発揮するために、通信環境が整っていなければいけません。
e-Sportsカフェや選手について調べてみると、NURO光を利用している声がいくつも見つかりました。
例えばe-Sportsのねじまき鳥選手は、NURO光を戸建住宅で利用して快適にゲームができているというコメントを以前投稿しています。
昨夜は0:30くらいまで調べ物しててちょっとオンラインやるかーって始めたら黒黒さんと当たって気付いたら3:30になってた。普通に今日も朝から仕事だったけど楽しかったから良いのだ🤗
終わった後に回線マイスターの黒黒さんに「回線がすごく良い」と誉められて僕歓喜。戸建+NUROバンザイ。— ねじまき鳥/nejimakidori (@unjekill) October 30, 2018
プロゲーマーなどがe-Sportsを楽しめるカフェ・esports Cafe MKやゲームバーのCUBEでも、NURO光の高速回線が使われています。
またプロゲーマーのためのシェアハウス「ゲーミングハウス」も、ラグや回線落ちが起こらないようにNURO光が導入済みです。
e-Sportsの大会などができる大きな施設・esports Japanでも、20台のゲームマシンと共にNURO光回線が導入済みとなっていました。
e-Sports関連の施設が積極的にNURO光を導入していることからも、NURO光の通信速度や通信の安定性に関する信頼性は高いことがわかります。
⑦集合住宅の方も(高速な)戸建てプランが使える
NURO光の見逃せないメリットとして挙げられるのが、マンションやアパートといった集合住宅でも戸建住宅向けのプランを利用できることです。
NURO光以外の多くの光回線は、アパート・マンションに住んでいる場合はマンションプランしか使えません。
マンションプランは建物内の大勢で同じ光ファイバーを共有するので、夜間など利用者が増える時間帯だと速度が下がりやすいデメリットを抱えています。
しかしNURO光なら、マンションでも自分用の光ファイバーを部屋に導入できる=混み合って速度が低下しない戸建てプランを使えます。
マンションなどの集合住宅で快適なインターネット回線を使いたい場合、おすすめなのはNURO光です。
NURO光が速い理由
ここまで解説したとおり高速で通信できるNURO光ですが、速いのには理由があります。
NURO光がなぜ高速なのか、解説します。
①高速な通信規格「G-PON」を採用
NURO光は、高速で通信するために最先端の通信規格「G-PON」を採用しています。
国内の他社だとGE-PONという規格が主に採用されていますが、NURO光は欧米などで用いられている「G-PON」を使っています。
GE-PONは下り最大1Gbpsが上限になっていますが、G-PONだとより高速で、下り最大2Gbpsに対応しています。
他社の場合、これからG-PONに変更するとコストがかかるなどの理由があるために、なかなかG-PONの導入ができていません。(NURO光以外は、一部のケーブルテレビでのみG-PONが採用されています)
新しいサービスであるNURO光だからこそ、フットワークが軽く、最先端の技術を導入できたと考えられます。
②G-PONに対応した独自のONUを使用
NURO光を契約すると無線LANルーター機能も搭載されたONU(ホームゲートウェイ)が貸し出されますが、ONUもG-PONに対応する独自のモデルが採用されています。
回線だけでなくONUもしっかりG-PON対応にすることで、高速化を実現できているのです。
③他回線ユーザーと共有しないため混雑しにくい「ダークファイバー回線」を使用
国内で提供されている光回線には、主に以下の3種類があります。
- 「フレッツ光/光コラボ」:NTTが敷設したケーブル・設備を使っている
- 「ダークファイバー回線」NTTが敷設したものの、まだ未使用のケーブルを使っている
- 「独自回線」:NTT以外の会社が自らケーブルを敷設して運用している
フレッツ光や光コラボはユーザー数がとても多いため、回線が混雑して速度が遅くなり、快適にインターネットを使えないケースもあることに気をつけなければいけません。
しかしNURO光のようなダークファイバーや、auひかりなどの独自回線系のサービスでは、利用者がフレッツ光や光コラボと比べて多くないため回線が混雑しづらく、速いものが多いです。
G-PONやONUに加えて、混み合いづらいダークファイバー回線を使うことで、NURO光は高速・快適なサービスを実現できています。
まとめ
NURO光は下り最大2Gbps対応の高速な光回線で、利用者やe-Sports業界なども含めて、通信速度に関する評判がとても良いのが特徴です。
オンラインゲームやテレワークなど、様々な場面で通信を快適に行いたい場合は、NURO光の導入を検討してみてください。
ただしNURO光は提供エリアが北海道、関東、東海、関西、九州の一部地域に限られているので、申し込み前に自宅で導入できるかどうかしっかり確認しましょう。
エリア外だった場合は一旦他の光回線などを利用して、サービスの拡大後に申し込みを行いましょう。
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NURO光のエリアは、北海道・東北・関東・東海・関西・中国(広島と岡山)・九州(福岡と佐賀)のみです。
北海道の一部
関東:東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬
東北:宮城、山形、福島(※10ギガプランのみ)
東海:愛知、静岡、岐阜、三重
関西:大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
中国:広島、岡山
九州:福岡、佐賀
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また、36ヶ月以内の解約の場合は工事費残債の支払いも必要になりますが、利用開始の翌月末までの解約の場合は、工事費残債の支払も免除されるようになりました。
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