So-net光S(旧 ソネット光minico)は、上下最大1Gbps対応のNTTフレッツ光回線を使っている光コラボのサービスです。
So-net光S(旧 ソネット光minico)は回線混雑時に速度が遅くなる注意点がありますが、少なくとも 2024年11月時点だと、実際のところ強いこだわりがある方でなければ充分快適に使える仕様です。
この記事では、So-net光S(旧 ソネット光minico)を利用している人が自宅で出せているスピード・実測速度に関する情報を調査しました。
Contents
So-net光S(旧 ソネット光minico)は回線が混雑する時間帯に遅くなりやすい
出典:So-net光minico公式サイト
So-net光S(旧 ソネット光minico)は、回線が混み合うタイミングになると速度が遅くなりやすい特徴を持つ光回線サービスです。
ソニーネットワークコミュニケーションズは他に「So-net光M(旧 ソネット光プラス)」という光コラボも提供していますが、minicoはSo-net光M(旧 ソネット光プラス)と比べて混雑時に速度が下がりやすい仕様であると公式サイトに記載されています。
So-net光S(旧 ソネット光minico)の利用がおすすめなのは、遅くなった時の速度でも困らない方
出典:So-net光minico公式サイト
回線混雑時に速度が下がりやすいデメリットを踏まえると、So-net光S(旧 ソネット光minico)は遅くなったときの速度でも使っていて困らない人におすすめとなります。
So-net光S(旧 ソネット光minico)公式サイトでは、「夜はあまり使わないので料金を抑えたい」という人におすすめであると図付きで説明されていました。
実際にどんな時間帯に速度が下がりやすいのか、今回調査を行ってみました。
「混雑する時間帯」=「So-net光S(旧 ソネット光minico)が遅くなりやすい時間帯」は夕方~夜
出典:みんなのネット回線速度(みんそく)
インターネットユーザーのスピードテスト結果がまとめられているWebサイト・みんそくで、So-net光S(旧 ソネット光minico)の実測速度を調べてみました。
「時間帯別平均速度」の項目を見ると、So-net光S(旧 ソネット光minico)では夕方(16時~18時台)にもっとも速度が遅くなっていることがわかります。また、朝~昼の速度と比べると、夕方~深夜までの速度が落ちています。(2022年11月16日時点)
夕方~夜の時間帯にあまりネットを使わない方ならおすすめ
So-net光S(旧 ソネット光minico)は、夕方~夜の時間帯にあまりネットを使わない人であれば間違いなくおすすめになります。
例えばテレワークやリモート授業のために昼間に快適に通信できるネット環境が必要、夜間は軽く動画やSNSなどを楽しむ程度なら、So-net光S(旧 ソネット光minico)は満足できる回線です。
ただし昼間に学校や会社に通っている方であれば、朝~昼や深夜にのみ自宅でたくさんネットを使うケースは少ないのではないでしょうか。
混雑時の実測速度(平均)も下り100Mbps超えで速い
夕方~夜にかけてある程度ネットを使う方がSo-net光S(旧 ソネット光minico)を検討するにあたって重要となるのが、混雑時の実測速度の数値です。
実のところ、So-net光S(旧 ソネット光minico)における回線混雑時の平均実測速度は2022年秋時点だととくに遅くありません。
So-net光S(旧 ソネット光minico)の実測平均速度 |
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7月11日 | 11月16日 | |
夕方 | 下り157.51Mbps/上り263.19Mbps/Ping18.88ms | 下り160.06Mbps/上り199.32Mbps/Ping18.95ms |
夜間 | 下り154.63Mbps/上り241.51Mbps/Ping21.62ms | 下り192.72Mbps/上り208.59Mbps/Ping15.38ms |
例えば7月11日時点では、夕方(16時~18時59分)でも下り平均157.51Mbps、上り平均263.19Mbps、Ping平均18.88msという結果が出ていました。
夜間(20時~22時59分)も下り平均154.63Mbps、上り平均241.51Mbps、Ping平均21.62msという結果です。
3ヵ月経過した11月16日時点でも夕方下り平均160.06Mbps、上り平均199.32Mbps、Ping平均18.95Mbpsや夜間下り平均192.72Mbps、上り平均208.59Mbps、Ping平均15.38msが出ていました。
ping1ケタを目指すプロゲーマーの方などでなければ十分速くておすすめできる
回線が混雑する時間帯であっても、So-net光S(旧 ソネット光minico)は平均下り100Mbps以上が出ているので普通にフルHDなどの高画質動画はスムーズに読み込んで再生できます。
Webサイト閲覧やSNS、音楽のストリーミング再生なども問題ありません。
ゲームの操作と画面の動きのズレを最低限に抑えられるPing1桁の状態でオンラインゲームを長時間遊びたいプロゲーマーの方などでなければ、So-net光S(旧 ソネット光minico)の混雑時のスピードに悩まされることはありません。
将来的にもっと利用者がたくさん増えると状況が変わってくる可能性はありますが、少なくとも2022年秋時点では多くの方が満足できるスピードを混雑時も出せています。
ただしマンションの場合は接続方式によって最大100Mbpsとなる場合も
住んでいるマンションがVDSL方式やLAN配線の場合など、建物の都合で速度が最大100Mbpsまでしか出せないケースもあります。
住んでいるマンションが採用している光回線の接続方式は、申し込み時にSo-net側から案内を受けられます。
事前に知っておきたい場合は、自分で調べることもできます。
壁にある、インターネット用のコードの差込口を見てみましょう。
光回線方式なら「光」や「光コンセントSC」と記載されたコンセントがあり、LAN配線方式ならLANケーブルを装着できる差込口があります。
VDSLの場合は、電話回線と同じ「モジュラージャック」を使っています。
また契約時に設置されるインターネット用の端末に「ONU」と記載があれば光回線、「VDSL」とあればVDSLです。(LAN配線だと端末の設置自体がありません)
都道府県ごとの実測速度平均
So-net光S(旧 ソネット光minico)における地域ごとの7月29日時点から直近3ヶ月以内における実測速度の平均をまとめました。
So-net光S(旧 ソネット光minico)の実測平均速度 | |
北海道・東北(宮城) | 下り725.99Mbps/上り121.72Mbps/Ping16.0ms |
北陸・甲信越(石川) | 下り283.71Mbps/上り185.66Mbps/Ping24.0ms |
関東(東京) | 下り144.2Mbps/上り225.86Mbps/Ping10.63ms |
東海(愛知) | 下り112.93Mbps/上り213.88Mbps/Ping22.8ms |
近畿(大阪) | 下り203.03Mbps/上り188.55Mbps/Ping15.85ms |
中国・四国(岡山) | 下り11.75Mbps/上り39.63Mbps/Ping28.0ms |
九州・沖縄(佐賀) | 下り175.43Mbps/上り117.66Mbps/Ping33.0ms |
全体的に実測平均速度は非常に速くなっていました。
地域ごとの極端な速度の差はなく、いずれも快適に動画やSNSなどを楽しめると考えられます。
中国・四国は直近3ヶ月間の計測データが1つしかなく(岡山の1件のみ)、その結果がWi-Fi接続で極端にイマイチな状態だったために速度が遅い結果になってしまっています。
11月16日から3か月以内のタイミングより前のスピードテスト投稿では下り200Mbps台・上り100Mbps台の結果が2つあったので、中国・四国地方でも基本的に快適に通信できると考えられます。
【利用者アンケート実施中】実測速度と満足度
現在、So-net光S(旧 ソネット光minico)の利用者の方に対して実測速度や満足度などの独自アンケート調査を行っています。
回答が得られ次第、こちらに追記していく予定です。
So-net光S(旧 ソネット光minico)をより高速で使うには
So-net光S(旧 ソネット光minico)をできるだけ高速で使うためにはどんなことをするべきか、ユーザーが行いたい対策方法を解説します。
有線接続の方がより高速
光回線を使う時は、無線接続よりもLANケーブルを使って有線接続をしたほうが通信速度を高速で安定させやすくなっています。
パソコンやゲーム機で快適な高速通信を行いたい場合は、有線LANでの接続を検討してみてください。
なおLANケーブルは、CAT5eやCAT6などSo-net光S(旧 ソネット光minico)の回線最大速度である1Gbpsに対応する規格のものを選ぶようにしましょう。
無線の場合はルーターを買い替えることでも速くなる
無線LANを利用していてどうしても速度が出ない時は、ルーターの調子が悪かったり壊れていたり、そもそも古くて最大1Gbpsでの通信に対応していない可能性もあります。
ルーターを最新のものに買い替えれば、速度を改善できるかもしれません。
新しいWi-Fiルーターを買う際はWi-Fi6対応で、最大1Gbps以上の速度が出るものを購入すればSo-net光S(旧 ソネット光minico)の実力をしっかり発揮させることができますよ。
VDSL方式のマンションに住んでいてどうしても速くしたい場合は引越しも検討
マンションやアパートに住んでいて建物が「VDSL」方式となっている場合は、そもそも最大速度が100Mbpsしかないため100Mbps以上のスピードは出せません。
建物がVDSL方式を採用している場合は速度の改善に限界があるので、どうしても速くしたい場合は光配線による最大1Gbps通信に対応している建物への引っ越しも検討しましょう。
Wi-Fiは5GHz帯のSSIDに接続する
Wi-Fiでインターネットを利用する場合は、5GHz帯の電波に対応するSSIDを選びましょう。
5GHz帯では電子レンジなどの電波を使う他の機器と電波干渉が起こらず最大速度も6.9Gbps対応と速い(11ac、機器によって細かい上限速度は異なります)ため、Wi-Fi接続時のスピードを高速で安定させることが可能です。
ただし5GHz帯の電波は障害物に弱いので、どうしても速度が出にくい場合はあえて壁や障害物に強い2.4GHz帯(11nの場合最大600Mbps対応)に切り替えることで速度を改善できる場合もあります。
どうしても速度が必要な時は前日にさくさくスイッチ(ワンデー)を申し込んでおく
出典:So-net光minico公式サイト
So-net光S(旧 ソネット光minico)には1回220円で使える「さくさくスイッチ(ワンデー)」があり、申し込めば翌日に専用の広帯域ネットワークを使って快適なインターネット利用を行えます。
オンラインゲームをする、仕事でビデオ会議を長時間行うなどより快適に通信したい時は、事前に申し込んで準備をしておきましょう。
なお利用は申込みの翌日に行えるしくみなので、高速で使いたい日の前日に申し込みを済ませる必要があることにご注意ください。
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【夜間など混雑する時間帯でも「1日単位で」高速で使える】専用帯域が使える「さくさくスイッチ(ワンデー)」(1日220円)も利用可能
So-net光S(旧 ソネット光minico)の提供エリアは、日本全国をカバーしています(場所によってはエリア外の場合もあります)
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光コラボからの「事業者変更」(フレッツ光ユーザーの方は「転用」)が可能になりました。
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